みちくさんぽ♬（人生道草散歩） : 新緑のエリア（大沼&ヨシ沼園地を歩いた！）

平成30年05月06日（日）、晴れのち曇り！

今日の”みちくさんぽ”は、栃木県那須塩原市の塩原温泉界隈の大沼園地&ヨシ沼園地を訪ねました。
今日の一番のほほ笑みは、ホソバノアマナさんだったかな。
栃木県のレッドデータブックによると、絶滅危惧Ⅰ類(Aランク)に指定されいる。
【絶滅危惧Ⅰ類(Aランク)：ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの】
大切にしたいお花ですね！

★それでは、まずは大沼園地から。
大沼園地には約20台位の駐車スペースがあります。
トイレのある休憩舎から歩き出して、大沼を周回してきます。

駐車場の脇で出迎えてくれたのが、タチツボスミレ！

日当たり良い落ち葉が堆積した林床に、フデリンドウが沢山咲いていました。

ムラサキキケマンも陽だまりに揺れていました。

休憩舎のある駐車場から大沼に向かって進むと、東屋のある広場にでます。
その広場にて出会った昆虫。これも蝶？

ニョイスミレです。

コテングクワガタかな。咲き始めでした。広場の芝生の中にいっぱいです。
でも、この花あまりにも小さくて目立たず、気づく人はあまりいないでしょう。
普通に歩いては、皆踏みつぶされています。
なんて可愛いそうな子たちなのでしょうか！

広場から、大沼湿地へ！

新しく木道が架け替えられ、快適に歩けます。

木道の両脇はバイケイソウの芽吹きがわんさかでした。
お花が楽しみですね。今年は当たり年になるといいな！

そして、絶滅危惧種のホソバノアマナです。
今日はやや風があり、細い茎の先にお花をつけるので、右に左にと揺れてしまい、撮るのがとっても大変でした。

は、大沼園地ど真ん中から大沼湿地越しに新湯富士です。
ご当地富士山、新湯富士です。

大沼園地ど真ん中から大沼です。
展望デッキがあるので、ここでのんびりするのもいいですね！

展望デッキから奥へと歩みます。大沼湖畔の遊歩道を歩いていくと・・！
スミレがいっぱい咲いていました。

これが大沼湖畔の遊歩道。素敵な道です！

新緑のブナの森が美しかった。

トウゴクミツバツツジが日の光を浴びて、とっても綺麗な色合いで出迎えてくれました。

大沼湖畔から見る新緑の森、そして前黒山！

巨木の緑がまた素晴らしかった。

大沼湿地の水面に映る空の雲。鱗雲です。お天気下り坂でした。

★次は大沼園地から自然研究路へ。
　新湯富士を登ってからヨシ沼園地に向かいます。

新湯富士への道は、石畳の道。急登です。

でも山頂へは約30分くらいで登れちゃいます。
山頂付近は常緑針葉樹帯で、アスナロなどの巨木に出会えます。
樹林帯の中で展望はありません。

でも、足元では、こんなに可愛いお花たちが待っていてくれました。

キクザキイチゲ！

ヤマエンゴサク！

トチノキの巨木のあるオシダ群生地です。
ここにベンチがあるので、一休みできます。いい雰囲気のところですよ！

さらに進んでゆくと・・・！。ニホンリスに出会えました。
リス君、じっとしています。隠れているつもりなんでしょうね。
見えてるよ～ぉ　('ω'*)アハ♪

でも、近づいたらやっぱり逃げていきました。

森の中にはツツジたちもいっぱいです。

足元にもスミレがいっぱいです。

森の中を歩くって、やっぱり気持ちいがいい！

カケスもたくさんいましたよ。でもね野鳥はやっぱり撮影が難しい。
どんどん離れて行ってしまうから( -.-) =зﾌｳｰ

しばらく歩いていると、新湯温泉の噴気孔にでます。
硫黄の匂いがプンプンしていました。

噴気孔から再び森の中へ。そしてヨシ沼園地へと向かうのです。
森の遊歩道で、フデリンドウの花束いに出会いました。

そして、ヨシ沼です。

冬枯れたヨシの生い茂る湿地にも春が来ていました。
ワタスゲのお花ですよ！

生まれたてのモウセンゴケ！

ミツガシワもいっぱい咲いていました。

ヨシ沼を後にして、再び森の中を抜けて大沼園地へと戻っていきます。

ネコノメソウ！

ワチガイソウ！

今日歩いたコースの案内板がありました。